書評:村上龍「55歳からのハローライフ(株式会社 幻冬舎)」

村上は村上でもハルキ氏でないほうです。わが町、福生を語る際に龍さんと詠美さんは外せない作家で、自分はもちろん二人の大ファンですが、どちらかといえば詠美さんのファンでした。が、最近の村上龍さん、いっそう良いですよね。とはいえ、ぼちぼち久々の純文学長編を期待したりします。

さて、内容ですがタイトルが象徴する50代の男女が織りなす短編集です。やっと40代に突入した自分に取って、遠い将来とは思わないものの、登場人物の気持ちをそのまま時間できる程は同世代とはいえない感じです。

一番、心に響くのは夫婦関係を描いた物語でしょうか。仕事の方は、自分が男である以上、どうしても十人十色で、何が正解かわからないという思いがいつも根幹に流れています。一方で、夫婦、すなわち妻に対する思いというものは、何らかの解があるように思えて仕方ありません。もちろん、万人に共通する解などどこにもないと思います。一方で、たった一人の「妻」に対してはいつもきっちりした正解があって、そこに辿り着ける夫とそうでない夫に明確に分かれていくような気がするのです。

もちろん、もう少し年を重ね、色々な責任から逃れられない役職になるとまた、気持ちも変わるかもしれません。が、妻を大切にする気持ちは今と同様、いくつになっても変わってないと思います。同時に気持ちの大きさは変わらないものの、その形は時々に合わせて変化させていく必要があるのでしょうね。

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最後に

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